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LLM候補生に求めるもの

キーワードは、Success as a student, success as an alumnus/alumna.

学校側の視点に立って考えてみると、出願者がいかにそのプログラムに入学したいかということではなく、入学したら在校生として、卒業生としてプログラムにどれくらい貢献してもらえるかが大きな判断基準となります。

在校生としてプログラムに貢献し、また卒業後もキャリアにおいて成功を収めれば、その卒業生の周りでネットワークが広がり、学校の評判、実績など社会的認知度を高めてくれます。その結果プログラムへの資金が誘導され、また将来、質の高い出願者につながります。


◆将来成功する可能性を示す要素
将来のキャリアで成功する可能性が高い、ということを入学審査官はどのような基準で判断するのでしょうか?

・過去の実績(アカデミック&キャリア)
今までにある程度の成功を収めていれば、将来も成功する可能性が高いという一番わかりやすい判断基準です。

・長所・資質
出願者がそのプログラムにどのように貢献できるのか、という最も大切な部分です。現在までに培ってきた経験、身につけてきたスキルや知識、または、個々のユニークさなどを見るとともに、出願者のキャリアになぜLLMが必要で、入学したらどのようにプログラムに貢献でき、卒業後の将来をどう描いているのかなどを見て審査します。

・コミュニケーション能力
出願者の持っている知識や経験をいかに周りと分かち合い、プログラムに貢献できるかどうかは、自分の考え方や意見を表現する力にかかっています。これは、単純な英語力というだけではなく、授業やディスカッショングループなどの場で自分の意見を発信するという姿勢と、それを可能にするリスニング、スピーキング能力が最も大切となるでしょう。

さらに、要点をまとめてわかりやすく伝える、周りの意見も聞きながらまとめる、文章で簡潔に表現するなどといった様々な角度から見た総合的なコミュニケーション能力が求められます。


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